会社を設立したら、税務署や県税事務所、市役所等に届出書を提出します。税目ごとの主要な届出書は次のとおりです。

１．法人税

（１）法人設立届出書

設立の日以後2ヶ月以内に「法人設立届出書」を納税地の所轄税務署に提出します。「法人設立届出書」には次の書類を添付して提出します。
・定款等の写し
・設立の登記の登記事項証明書
・株主名簿
・設立時の貸借対照表

（２）青色申告の承認申請書

設立の日以後3ヶ月を経過した日と、設立第1期の事業年度終了の日のうち、いずれか早い日の前日までに、所轄税務署へ提出します。

（３）棚卸資産の評価方法の届出書

（４）減価償却資産の償却方法の届出書

（３）、（４）は、設立第1期の事業年度の確定申告書の提出期限までに、所轄税務署へ提出します。

２．源泉所得税関係

（１）給与支払事務所等の開設・移転・廃止の届出書

給与等の支払事務を取り扱う事務所等を開設、移転又は廃止した場合、当該事実のあった日から1ヶ月以内に、所轄の税務署へ提出します。

３．県民税、事業税

（１）法人設立・解散等届出書

以下の書類を添付して県税事務所等へ提出します。
・設立の登記の登記事項証明書
・定款の写し

４．市民税

（１）法人設立設置届出書

以下の書類を添付して市役所等へ提出します。
・設立の登記の登記事項証明書
・定款の写し

設立に関するご相談がありましたら、お気軽にご連絡ください。